宮内自治会
第3回防災講座開催報告
2022年11月19日の土曜日、宮内公民館を会場に宮内自治会自前の「防災に役立つ講座」3回目を開催しました。まだまだコロナ禍の収束は見られない中でしたが、社会全般で日常活動が普段通りに行われつつある中、当講座も今年度2回目の開催が出来ました。主催した自主防災組織では講師陣を増員し、前回の反省点を改善し、少しでも充実した講座にと努めました。
◆午前の部は「応急手当て自主勉強会」
ボーイスカウトで長年活躍された経験をお持ちの小路忠臣さんを中心に、今回から講師陣に加わってもらいました廣瀬昇さん、金子誠一さんの3人が講師を務めました。
受講生は10名。内訳は、地域の老人福祉施設で働く方が4名、保育園の保育士の方が3名、住民の方が3名でした。
AEDの使い方、心肺蘇生の方法、ロープの結び方、三角巾の使い方、簡易担架の作り方、運搬方法等、急病人やケガ人を救助し医師に渡すまでの応急処置である救急法の知識と技術を実践的に学び経験してもらいました。ロープワークは、覚えておくと日常生活でも大いに役立ちますね。応急処置は、何度も何度も経験し練習して身体で覚えることが大切だと改めて感じました。
なお、訓練用のAEDと人形は、町内会・自治会からの声を聞いていただき、この11月に中原区危機管理担当部署が設備したものをお借りしました。
◆午後の部は「風水害に備える!避難行動マイタイムライン作成講座」
一丁目で町内長を務める小林を講師に開催しました。受講生は11名。内訳は、地域の老人福祉施設で働く方が2名、住民の方が4名、宮内中学の生徒さんらが5名でした。
2019年の台風19号で被災経験をされた老人福祉施設の方のお話しや提言をいただき、有意義な講座になったのではと思います。
何といっても嬉しかったのは、前回に続き宮内中学校の生徒さんらが5名参加してくれたことです。いざという時に活躍してもらえる若い力であり、地域を支える将来の世代と考えると頼もしい限りです。これからも継続的に関係性を深めていきたいと思います。
マイタイムラインは、いざという時に自分や家族の命を守るために必要な行動をあらかじめ考え、文字に起こしておけるチェックリストです。
2時間の時間内では仕上げることは出来ませんでしたが、皆さんで一緒に考える時間を持ち、危機意識を共有できたことは収穫だったと思います。
◆「防災に役立つ講座」には、もっともっと自治会の皆さま多数の方に参加してもらいたく、今後も機会を作り開催していきます。「防災に強いまち宮内、防災に積極的に取組むまち宮内」をみんなで築いていきましょう。
「防災に役立つ講座」3回目の様子を当HPのギャラリーで紹介していますので、ご覧ください。