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自主防災組織訓練(令和4年12月)

2022年12月4日、「自主防災組織立ち上げ防災訓練」を行いました。

 

自主防災組織の本部を立ち上げる訓練は初めてのことで、大雨により多摩川の氾濫の危険が迫っているとして警戒レベル4避難指示が川崎市から発表されたとの想定で行いました。

 

自主防災組織の本部員(10名)および各丁の町内正副部長(9名)と役割ごとに6班で構成される班長まで(27名)の総勢46名を参加対象に、緊急連絡網の伝達訓練からスタート。「どこかでつかえてしまうのでは」「伝達内容が変わってしまうのでは」と心配しましたが、本部員までが約20分、町内正副部長から各班班長までが約45分で連絡が回り、想定した1時間以内で伝達内容を違えることなく繋ぐことが出来ました。そして時間差を設けて公民館に集合した自主防災組織メンバー全員が名入れのビブスベストを着用、各員の役割を確認し、認識し、共有するために各員の役割説明会が行われました。その後、AEDを使った応急手当て体験、宮内公園の砂場での土のう作り体験、防災倉庫にある防災資器材の見学、災害に備えると題したDVD観賞と短い時間ではありましたが体験してもらい防災訓練を終えました。

 

自主防災組織の理想は独立専任型組織ですが、現実は高齢化・担い手不足等々いろいろな問題を抱えており、自治会の委員が自動的に兼任する重複型の組織で、実際の災害の場面で力を発揮出来るのかとの不安が残ります。どうしても、地域住民と連携し協力する活動が欠かせません。皆さんとともに「災害に強いまち宮内」「防災に積極的に取り組みまち宮内」を合言葉に、いざという時に頼りになる活きた組織にしていければと考えています。

 

防災訓練の様子をギャラリーにアップしましたので、ご覧ください。​

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