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自治会費の使われ方(令和5年度版)

宮内自治会は、皆様からの会費で運営されています。

会費には、一般会費と法人会費とがありますが、大部分を占めます一般会費は、財務委員からの依頼を受けて、その年の隣組長が会員宅を訪問し集金にあたります。

持家世帯で2400円/年間、賃貸世帯で1200円/年間を納めていただくのが基本ですが、自由意志で3600円/年間を納めていただいている世帯もあるようです。

 

戦後の歴史を辿ってみますと、1952年(昭和27年)に宮内自治会は「宮内公民館」という名称のもと309世帯でスタートしています。発足当時の会費は、月30円、40円、50円、60円、70円、80円と6段階もあり、家庭のいろいろな事情に配慮がされていたようです。今から四半世紀前の1996年(「宮内自治会のあゆみ」が編さんされた年)には、現在の会費になっています。当時では高めだったのかもしれませんが、現在では、町内会の会費としては低い水準を維持していると言えると思います。

 

定期総会(令和5年4月23日開催)で承認されました令和5年度の予算から、「歳入」と「会費の使い道」を円グラフにしてみました。

 

「歳入」は、皆様からの会費63.1%、行政からの補助金6.9%、公民館使用料4.3%、募金活動等手数料0.9%となります。繰越金24.8%は、金額にして300~350万円位ですが、今のところ毎年同じ程度の金額を繰越せていますので、繰越金に頼ることなく会費等の収入の範囲で支出を賄えています。健全な運営が出来ていると言えると思います。

 

「会費の使い道」はといいますと、子ども会・老人会(わかば会)・消防団・春日神社神輿保存会等への助成金15.9%、公民館運営費15.6%、各委員会活動費16.2%、積立金9.0%、防災資器材購入・備品購入修繕費9.0%、会報紙・名簿発行費5.9%、ゴミ箱購入等ゴミ集積所管理費9.9%、慶弔費3.6%、自治会運営費2.3%,敬老祝行事費12.6%となっています。自治会が主催する行事では、一大行事の敬老祝行事だけが会費収入に頼った行事です。盆踊りや文化祭は、御祝金や寄付金、野菜販売手数料等で今のところほぼ経費を賄えています。

 

令和4年度は、コロナ禍で盆踊り大会ほか上半期に予定した行事は中止せざるを得ませんでしたが、敬老祝行事と文化祭は実施出来ました。令和5年度は、ほぼ平常の活動が出来ると思います。

 

近年は頻繁の度を増す自然災害に対応するための防災資器材の充実、築40年を超えた公民館の修繕、年数が経った備品の置き換え等々出費がかさみ、積立金を取り崩すリスクは増していますが、皆様から預かった大切な会費です。

これからも「しっかり管理し大事に使う」を心がけ、自治会運営にあたって参ります。

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