top of page

町内長は横串?

宮内自治会は、一丁目から四丁目の四町内で構成されています。

中原区には75からの町内会・自治会がありますが、宮内自治会のようにひとつの町でひとつの町内会・自治会を構成しているところは稀で、区内では加入世帯の一番多い町会・自治会と言われています。

 

自治会長・副会長、七つの委員会が自治会を構成する「縦串」だとすると、「町内長」は自治会活動が円滑に回るようにする「横串」、潤滑油的存在です。

 

では「町内長」は具体的にどんな役割を担っているのでしょう。

自治会長は、自治会全体を切り盛りし、行政、町内会連絡協議会、小学校・中学校の行事等々の対応に自治会を代表してあたる「対外的な顔」ですが、「町内長」は、自治会員である住民の皆様との関わりを多く持つ「対内的な顔」です。

 

自治会員の皆様と関わりのあることだけでも、年度ごとに交代する隣組長の取りまとめ、防犯灯の新設申請、敬老お祝い行事のサポート、市内統一清掃の取り仕切り役、宮内文化祭のサポート、防災訓練の町内リーダー役、新入世帯の自治会加入手続き、弔慰金のお届け、ゴミ集積所問題の調停役、春日神社の例大祭ほか行事の世話役、等々数え上げれば切りがありません。

ほかにも、町内選出委員の選任取りまとめ、と関わる範囲に限りがなく、まさしく自治会の「横串」と言うわけです。

ボランティア活動の域を超えている感もなくはありませんが、そう考えると、「町内長」は縁の下の力持ち的存在かもしれません。

bottom of page